IFD注文・OCO注文・IFO注文とは?

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こんにちは、ショウタです。
今回は、FX取引で便利な「IFD注文」「OCO注文」「IFO注文」について、それぞれの意味と使い方を初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
これらは一見むずかしそうに見えますが、実際に覚えておくとトレードの効率と安全性が大きく変わります。

IFD注文とは?(イフダン注文)

IFD注文(If Done Order)とは、「もし〇〇になったら△△をする」という2段階の注文方法です。
例えば、「ドル円が150円まで上がったら売りたい」という条件をあらかじめ設定し、実際に150円に達したら、その時点で自動的に次の注文(決済注文)を出します。

つまり、エントリー注文と決済注文をセットで予約できる仕組みです。
トレード画面を常に見ていられない人でも、自動的にエントリーと決済を完結できる点が大きなメリットです。

例:
「ドル円を150円で買う」→「152円で利益確定(決済)する」という流れを自動化。

OCO注文とは?(オーシーオー注文)

OCO注文(One Cancels the Other)とは、2つの注文を同時に出して、どちらか一方が成立したらもう一方を自動的にキャンセルする方法です。
例えば、「151円で利益確定したい」「149円で損切りしたい」といった2つの条件を同時に設定できます。

OCO注文を使えば、利確と損切りを同時に管理できるため、リスクコントロールが非常にしやすくなります。
感情に左右されずに冷静なトレードができる点が魅力です。

例:
「買いポジション保有中に151円で利確、149円で損切り」どちらかに到達した時点で、もう片方が自動キャンセル。

IFO注文とは?(イフダン・オーシーオー注文)

IFO注文(If Done OCO Order)は、IFDとOCOを組み合わせた注文方法です。
エントリー後に、利益確定と損切りを同時に設定できる最も実用的な注文スタイルです。

例えば、「150円で買ったら、152円で利確・148円で損切り」というように、一連の流れを自動で完結できます。
仕事中や寝ている間でも、リスクを限定しながらトレードを自動的に進められるのが特徴です。

例:
① 150円で新規買い
② 152円で利確(OCO上限)
③ 148円で損切り(OCO下限)

まとめ

FXには「自動で売買を完結させる注文方法」がいくつもあります。
IFDは「もし成立したら次を実行」、OCOは「どちらかが成立したらもう一方をキャンセル」、IFOはその両方を組み合わせたもの。

これらを使いこなすことで、感情を排除した安定したトレードが可能になります。
特に初心者のうちは、IFO注文を活用してリスク管理を徹底するのがおすすめです。

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