こんにちは、ショウタです。
近年、世界情勢の中で常に注目を集めている国の一つに「中国」があります。日本国内でも、中国に対する否定的な報道や意見が目立ちます。しかし、本当にそれだけが「真実」なのでしょうか?
今回は、あえて「中国の良い点」にフォーカスを当て、その可能性について考えてみたいと思います。
中国が持つ圧倒的なポテンシャル
中国の最大の強みは、何と言ってもその人口規模です。
現在、約14億人。これは世界人口の約18%に相当します。比較として、アメリカは約3億5000万人。実に中国はアメリカの4倍近い人口を抱えているのです。
人口は「市場規模」であり、同時に「人的資源」です。つまり、優秀な人材の母数も多く、ビジネスや経済のスケールメリットも桁違いです。
さらに中国は広大な国土を有し、豊富な天然資源を持つ「陸国」でありながら、テクノロジー分野でも急速に成長しています。
実際、AI、EV、通信インフラなど、今後の覇権を左右する分野ではすでにアメリカと並ぶか、分野によってはリードしています。
歴史が語る「覇権国の交代」
過去を振り返ると、およそ100〜150年ごとに覇権国は交代しています。
スペインからオランダ、オランダからイギリス、イギリスからアメリカへ。そして今、その流れが中国へ向かいつつあるのは明白です。
こうした覇権交代の局面では、大国間の衝突が避けられないとされており、「トゥキディデスの罠」という概念もあります。現にアメリカはその脅威を認識し、中国に対して牽制や経済制裁を強めています。
だからこそ「逆張り」が活きる時代
日本では未だに「中国=悪」といったイメージが根強くあります。ですが、これはむしろ大きなチャンスです。多くの人が避ける方向にこそ、ビジネスや自己成長のヒントがあります。
たとえば中国語を学び、14億人の市場にアプローチするだけでも、成功確率は飛躍的に上がります。日本の1億人市場とは桁違いの可能性です。また、中国との取引ではコスト面でもアメリカより優位に立てます。
未来の分岐点に立つ私たち
現在、世界はアメリカ陣営と中国陣営に二極化しつつあります。短期的にはアメリカ側につくのが安全かもしれませんが、長期的にはどうでしょうか?
覇権が中国に移ると仮定した場合、その準備を今からしておくことは、大きなアドバンテージとなります。
もちろん、日本は西側諸国に属しており、国際情勢次第では望まぬ形での対立もあるかもしれません。しかしその中でも、個人として何ができるのか?どう生き残るのか?を考えておくことは、きっと未来を切り開く鍵になるはずです。
最後に
中国に対する批判的な目線を持つことも必要ですが、それと同時に「冷静な分析」や「未来視点での判断力」も欠かせません。
本記事が、あなたの視野を少しでも広げるきっかけになれば幸いです。