注文方法の基本を理解しよう

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こんにちは、ショウタです。

FXでは、どのように注文を出すかを知っておくことが非常に大切です。
主に「成行注文」と「指値・逆指値注文」の3種類があります。

注文方法

・成行注文(なりゆき)

成行注文は、現在のレートですぐに売買を行う注文方法です。
「今すぐ買いたい・売りたい」という時に使われ、約定スピードが早い反面、価格が若干ズレる(スリッページ)可能性もあります。

・指値注文(さしね)

指値注文は、「この価格になったら買いたい(または売りたい)」というように、希望価格を指定して注文を出す方法です。
思惑の価格に到達したら自動的に約定されるため、落ち着いた取引ができます。

・逆指値注文(ぎゃくさしね)

逆指値注文は、損切りやブレイクアウト狙いの際に使われます。
「この価格を超えたら買う」「この価格を下回ったら売る」といった形で設定し、相場の勢いに乗るトレードにも便利です。

他の注文方法を知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。

ロット(取引量)とは?

FXでは、取引量を「ロット」という単位で表します。
一般的に1ロット=10万通貨ですが、国内業者では「1,000通貨」「10,000通貨」など少額から取引できるところもあります。

例えば、ドル円を1ロット(10万通貨)買うということは、1ドル=150円なら1,500万円分を取引していることになります。
もちろん、レバレッジを活用すれば少ない資金でもこの取引が可能ですが、損益の変動も大きくなるので注意が必要です。

初心者のうちは、まず「小ロット」でトレードを始めるのが基本です。
自分の感情をコントロールしながら取引できる量を見極めることが、長く続けるコツです。

ボラティリティ(値動きの幅)を理解する

ボラティリティとは、価格の変動幅のことを指します。
簡単に言えば「相場の動きの大きさ」です。

例えば、ドル円が1日に0.3円しか動かない日はボラティリティが低く、1円以上動く日は高いといえます。
ボラティリティが高いと短期間で大きな利益を狙えますが、その分リスクも増えます。

自分のトレードスタイルによって、どの程度のボラティリティを狙うかを決めることが大切です。
短期トレーダーはボラティリティが高い時間帯(ロンドン・ニューヨーク市場)を狙い、長期トレーダーは落ち着いた時間帯(東京市場など)を好む傾向があります。

まとめ

FX取引を始めるうえで、注文方法・ロット・ボラティリティの理解は欠かせません。
これらを正しく把握しておくことで、リスクをコントロールしながら、より戦略的にトレードができるようになります。

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